光ファイバーはガラスやプラスチック製の細い糸に光を通してデータを伝送する技術です。電話線(銅線)より数百〜数千倍の速度でデータを転送できます。
光ファイバーの仕組み
光ファイバーは全反射という物理現象を利用してコア(芯)の中に光を閉じ込めながら伝送します。
- 送信側でデータを光のオン/オフ(0/1)に変換
- 光がファイバー内で全反射しながら進む
- 受信側で光を電気信号に変換してデータに戻す
光ファイバーの種類
| 種類 | 用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| SMF(シングルモード) | 長距離通信・幹線系 | 光の経路が1つ・長距離OK・高価 |
| MMF(マルチモード) | 建物内・短距離 | 光の経路が複数・短距離向け・安価 |
家庭の光回線に使われるのは主にSMF(シングルモード)です。
FTTH・FTTB・FTTCの違い
| 種類 | 光ファイバーの到達点 | 速度目安 |
|---|---|---|
| FTTH(Fiber to the Home) | 各家庭まで | 最大1〜10Gbps |
| FTTB(Fiber to the Building) | 建物の入口まで | 最大100〜1Gbps |
| FTTC(Fiber to the Curb) | 電柱・電話局まで | 最大100Mbps程度 |
日本の家庭向け光回線の多くはFTTH方式(各家庭まで光ファイバー)です。
光回線の種類(工事方法)
- GPON(Gigabit PON):最大2.4Gbps・1本のファイバーを複数家庭で共有
- XGS-PON(10Gbps PON):最大10Gbps・NUROの10Gサービスなどで採用
- NURO光独自方式:NURO専用の超高速設備
光回線の速度が最大値に届かない理由
- 宅内のルーターがボトルネックになることがある
- プロバイダの混雑(特にPPPoE接続の夜間)
- 接続するデバイス側の性能(古いWiFi規格など)
- マンションタイプは複数戸で共有するため速度が下がりやすい
まとめ
光ファイバーは光の全反射でデータを高速転送する技術です。FTTHで各家庭まで引き込まれることで、最大10Gbpsの超高速通信が実現できます。速度の実力はプロバイダ・ルーター・接続方式によっても変わります。
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